元山白山神社

飯田市羽場権現(平成23年5月1日)

東経137度48分18.89秒、北緯35度30分57.14秒に鎮座。

 この神社は中央高速道路・飯田IC北約2km、高速道路の西に鎮座しています。高速道路近くから北西に真っ直ぐ延びた道路からこの社の大きな鎮守の杜が見え、神社に近づくと石垣の上に鳥居が建立されています。鳥居の左奥には、道路から見えていた一際樹高の高いご神木の杉が、雨の中、地面が乾燥しているほどの樹勢で聳えています。
 境内はかなり高い位置に造られており、石段の参道途中には、明治時代の煙火筒が展示されている神楽殿と思しき建物や、昭和生まれの狛犬が奉納されています。
 境内に上がるとすぐ正面には社務所が配され、左奥に拝殿、神饌殿?、明治天皇歌碑等が建ち並んでいます。拝殿奥には弊殿、本殿が建立されていますが、森の奥に入っていかないと見えません。その森には境内社が何社か祀られていました。

 この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等詳細は不明ですが、明治時代のある時期には郊戸八幡宮に合祀されていたようです。
 毎年敬老の日は、この権現堂元山白山神社の秋の祭典が行なわれています。又、祈年祭が執り行われる4月13日前後の土日曜日には長野オリンピック閉会式にも出演した「羽場獅子舞」が奉納されています。

社頭
神社入り口
入口に立つ一の明神鳥居
ご神木・大杉
中の境内入口
中の境内に建つ神楽殿?絵馬殿?
神楽殿?内に陳列されている明治時代の煙火筒
石段参道と狛犬
石段途中にいる昭和12年生まれの狛犬
この地の狛犬と岡崎現代型が融合したような狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和12年(1937)10月4日建立)
上の境内入口
境内の様子
拝殿
拝殿木鼻・狛犬と象
拝殿に掛かる額 神饌殿?
弊殿
本殿
境内社 合社
天満天神 明治天皇歌碑