手接神社

小美玉市与沢1112 (令和4年12月10日)

東経140度24分06.10秒、北緯36度09分39.70秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
県道360号線が国道355号線と接する地点から360号線を北に2.75km進むと右に社号標と神社看板が見えるので右折し、更に250m進むと目の前が神社です。

梶無川に棲む七郎河童を奉る神社です。千葉県旭市の手接神社を訪問したら、茨城県の手接神社を参拝した人の手が良くなったので、同じ神社を建立したと書いてあったので、茨城県の手接神社も訪問する事になりました。境内を探してみましたが、旭市の手接神社で見られる石製の手形は発見出来ませんでした。隣に漬物工場があるので、漬物臭が漂う神社です。

御祭神 罔象女命・大己貴命・少彦名命

由緒
文明十三年(一四八一)辛丑九月九日 行方郡芥沢村芥沢隠岐寄俊幹の奉斎に始まる。初め与沢村神橋の地にあったが、後永正四年(一五〇七)丁卯九月九日 同村上与沢篠原神社の社地に遷して相殿に祀り手接神社と称した。嘉永二年(一八四九)正月社殿野火の類焼にあい記録失う。現在は嘉永二年六月の造営にして 明治十二年(一八七九)五月村社に列し 大正四年(一九一五)三月一日幣帛供進の社に指定せらる。昭和二十七年(一九五二)九月三日 制度の変革に伴ない宗教法人となる。
(以上 由緒書より抜粋)

社号標と神社看板。ここから200m程進むと手前に漬物工場があり、その先に神社があります。
千葉県旭市にも手接神社は存在するが、カッパを奉ってないので日本に一社は間違えないかな。

神社入口

御神木

道祖神と石祠

手水石と稲荷

境内

カッパ石碑。これは馬の尻尾を引っ張り腕を切り落とされたカッパに纏わる縁起です。縁起のストリーとしては上手く出来た話です。

手水舎

鳥居

石灯篭

狛犬と拝殿

拝殿前の岡崎型狛犬

(平成11年(1999)10月建立)

拝殿

向拝

神額

奉納額

奉納手袋。金属製の手形と手袋ばかりで石製は無し。

本殿


山の神神社 疱瘡神社など
淡嶋神社 稲荷神社

愛宕神社

不明の神社

カッパ死骸漂流の地。神社から北に坂道を下る事300m程でカッパ死骸漂流の地に達します。