手接(てつぎ)神社

旭市鏑木2461-2 (令和4年11月20日)

東経140度36分00.13秒、北緯35度45分22.20秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
JR総武線干潟駅から北に6km程の県道74号線沿いの長熊運動公園の東側に鎮座。

現在の茨城県小美玉市与沢の手接神社を参拝した八角茂兵衛方さんが手の病が治ったので、それに感銘し建てられた神社です。しかし本家の手接神社は手形や手袋の奉納なのに、なぜかこの神社は石の手型なのが不思議だ。また本家はカッパ由来なので、この神社の御祭神にも水の精霊の罔象女神が含まれている。

御祭神 大己貴神・少彦名神・罔象女神

由緒
嘉永二年二月に八角茂兵衛(萬力字百石)なる者が手痛症にかかり、医薬も効かず困り、常州東茨城郡橘村与沢(現・茨城県東茨城郡小川町)に鎮座の手接神社は霊験顕著なることを聞き、同社に参詣すること三度にして全快した。その奉謝として一石祀を同所(鏑木字八谷田)に建立した。近隣から伝え聞きで参詣の老若男女の絶えることがなかった。そこで区民は霊験の著き同社の狭隘にして威厳を損することを憂い、明治二十一年区民等義金を募集し、明治二十四年九月に社殿を建造した。平成十年九月十六日、台風五号により本殿及び玉垣が大破。平成十一年七月二十四日神殿遷座奉告祭を行い復元新築をみた。
(以上 由緒書より一部抜粋)

神社全景

鳥居と社号標

由緒書には明治二十四年に社殿を建造したと書いてあるので、手水石も二十四年とした。二十六年とも読める。

狛犬と拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和30年(1955)?2月建立)

お札

向拝

本殿

龍と木鼻


手袋でなく草鞋。小美玉市の手接神社は手袋だらけ。

敷地奉納碑 巡賽表

手形と昭和24年11月製石祠。思っていたより新しかった石祠。この時代の手形が殆どかな?昭和二十五年とも読める。

手形

横から見ると、両手を合わせた形が多い。

宝蔵庫かな?