柏市手賀1418 (令和7年8月28日)
東経140度04分25.26秒、北緯35度50分09.16秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
県道282号線の手賀の丘公園入口丁字路から282号線を東に870m進んだら左折し、640m進むと道路右側が八幡前バス停で左側が神社正面の鳥居です。北側の鳥居の近くに駐在所あり。
柏市柳戸の六所神社と同じ石工と思われる狛犬さんが鎮座する神社です。奉納年代も同じですが、台座の石材が異なるのか、文字は明瞭に残されています。兵主とはもと中国の武神だったが日本に伝わり祀られています。変形十字形の参道が珍しい。
御祭神 經津主命・譽田別命
由緒
手賀と片山両地区の鎮守である。古来、手賀の”八幡様”として知られ、バス道路と平行して長い境内をもっ森域である。この南北の方向に、幅約五メートル、長さ二百メートルに及ぶ長い一直線の通りは、参道ならぬ”馬場”と称され、南北両端には廿型の結界門があり、以前はその間を牛馬などが通行することは一切禁止されていた。
社伝によれば、当社は、中世戦国期の手賀城主である原氏の氏神であったが、手賀城の落城以後は、五重臣の一員である大山家の氏神として奉祀されていたという。後に、幕末の文化十四(一八一七)年九月に、手賀・片山両村によって現在の本殿が造営され、以後、両村の鎮守となった。時の棟梁は手賀の嘉平であった。本殿には多くの彫刻が施され、腰組には十二支、胴羽目板には二十四孝、向拝柱と角柱の桝組上部には振面の龍がみられる。昭和三十九年、拝殿を新築するとともに、本殿には完全な露除けの納屋を施し、昭和四十六年には、従来の茅葺を銅板葺に改修した。
(「沼南町史」より)
北の鳥居
神額
浅間神社
出羽三山石碑
出羽三山石碑
南の鳥居。馬場の入口でもある南側入口。近くに多数の青面金剛が鎮座。
馬場跡。南側の鳥居に続く長い馬場。
拝殿正面、東の一の鳥居。
石灯篭と二の鳥居
神額
御神木と古峯神社
古峯神社・大正九年十一月建立
石祠。右側は新西国〇〇と彫られた石碑。
伊勢参宮記念碑
東葛印旛大師第十三番 | 現在の本殿より古い享保13年(1728)奉納の石灯籠 |
聖徳太子堂・太子様
手水舎・天明八戌年(1788)奉納の手水石。これも本殿よりも古い。
参道
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(萬延元年(1860)庚申7月吉日建立) サイズ的に柏市柳戸の六所神社の狛犬より一回り大型の狛犬ですがそっくりです。
石灯篭
天保十五年辰・嘉永四亥年・文久二戌年
拝殿
向拝・拝殿改築記念碑。昭和三十九年に改築した拝殿。
本殿。文化十四年(一八一七)九月に、手賀・片山両村によって造営された本殿。
本殿右壁上部
右彫刻
左彫刻
本殿正面
本殿上部
本殿縁側の狛犬
左右の脇障子