金桜神社

山梨市万力(平成17年5月28日)

山梨市駅の西北西、秩父往還と呼ばれる国道140号線の山梨小前交差点を西に入り、300mで二股に別れるので右の細い道路に入り又300m程行くと右手に鳥居が見え、先が見えない気の遠くなるような階段があります。「此処を上がるしかないか」と階段嫌いの私も覚悟を決めて、夫の後ろをとぼとぼと上りましたが、参道は両側から木の枝がせり出し下草は生え放題、最近人が歩いた形跡はないようです。喘ぎながらやっと神門にたどり着くとあら不思議!!車が数台置いてあり、人の声も聞こえます。境内の一画がゲートボール場になっていて地域の方達がいらしていたのでした。『知る人ぞ知る』何処からかきちんと車道はあって、今時階段を上がって参拝する物好きは、私達位のものなのでしょう。
この神社は金峰山を神体山とする神社で、昔は大宮権現と呼ばれた里宮の一つです。式内社で創建は不詳、御祭神は大己貴命と 事代主命です。拝殿の前面が開け放たれ、背後の斜面には渡り廊下、相の間、本殿と続く素敵な造りの社殿でした。

階段の参道入り口

この階段が延々と続きます

(昭和12年10月吉日建立)

ここに着くとホッとする神門

開放的で大きな拝殿

朱が周囲の緑と溶け合っていい雰囲気の本殿

可愛い末社

素敵な造りの社殿の様子

昔のリーゼントスタイルの、今で言う剃りを入れた、しょうわ狛犬