諏訪神社

大月市大月町真木 (平成22年3月28日)

東経138度54分23.2秒、北緯35度35分57.6秒に鎮座。

この神社は、中央高速・大月ICの西1.5km程の辺り、中央高速に近い高台に鎮座しております。

諏訪神社の由緒
当神社の御祭神は大國主命の御子神の建御名方命である。創建は詳らかでないが、1814年編の「甲斐國誌」には真木村の産土で、社地(縦四拾間横貳拾間)神領五段五畝弐拾五歩と記されており、宝暦十年(1760)と寛政八年(1796)の棟札も本殿に保管されている。また奥宮もあり、下社もあったことなどからその規模は大きく、古くから厚い信仰に支えられてきたことが推測される。
現在の本殿は文政十年(1827)に再建されたもので、この当時の宮普請請負証文には建設費は金参拾八両也で、真木村棟梁金左衛門を筆頭に二十五名の大工棟梁の連印で三ヶ年で完成と記してある。彫刻は八王子の住人で著名な藤兵衛の作である。江戸末期の貴重な建造物として昭和四十八年(1974)に大月市文化財に指定された。
また表参道の石鳥居は天明五年(1785)当時度重なる大飢饉の為住民安穏、五穀豊穣を祈願して真木村名主願人にて奉建された。
世は変わり、平成元年を迎えるにあたり、これを記念して内外の氏子各位の御奉賛で本殿と拝殿の修復、向拝所の増築、北参道の石鳥居など奉建をした。
境内由緒書より。全文はこちら。

神社全景

国道20号線より続く、表参道の石段。

石段上に立つ一の鳥居

拝殿

拝殿と本殿。彫刻の拡大写真はこちら。

本殿妻の鬼

火伏神社

不明の末社

北側の裏参道入り口