雀宮神社

甲州市勝沼町勝沼(平成17年5月28日)

この神社は中央自動車道勝沼ICを降りて国道20号線を塩山市方面に向かい柏尾交差点を左折、県道34号線に入り初めての信号手前右側の崖の上に鎮座しています。九十九折の階段を登り、いったん平地に出ますがまだ境内では有りません。その後又階段のぼりをして、やっと境内にたどり着きます。下草が生え余り人の気配を感じさせない境内ですが、大きな拝殿と江戸時代建立の町内最大規模を誇る本殿が建ち、昭和13年生まれの狛犬もお出迎えしてくれます。勝沼の産土神であるこの神社は、610年に丹後の天橋立より勧請し、橋立明神とも呼ばれていたそうで、御祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊で、武田氏代々の祈願所でした。

(昭和13年5月19日建立)

境内の台輪鳥居

立派な拝殿

厳めしいしょうわ狛犬

文化7年に建立された向拝が大きい本殿

本殿の木鼻、象と狛犬

本殿扉脇の昇り龍、降り龍

屋根の妻上に乗っている邪鬼

境内社・金毘羅社

鬱蒼と茂る御神木