八雲神社

甲府市愛宕町(平成17年6月4日)

この神社は甲府駅から北東に約800m、甲府北バイパスの愛宕山トンネル西出口の南側すぐに鎮座しています。妙遠寺横の道路に建っている鳥居を潜り、長い階段を上ると境内につきますが、その右半分が焼け爛れた材木で覆われまずビックリ。なんでも2005年4月2日、社務所から出火したとの事。社殿は無事だったようです。案内板によると武田氏滅亡後、甲府城の築城に際して武田氏躑躅ヶ崎館周辺より甲府城下町の外縁部に移転再建された社寺が多く知られていますが、八雲神社もその一つと伝えられています、と有りますが、市民レポーター4月号によると、屋形3丁目にあった祇園寺というお寺がこの辺りに移り、明治時代の廃仏毀釈で、もともとあった牛頭天王社と合祀し八雲神社と名前を変えたようですと有りました。牛頭天王は防疫神で、江戸時代、疫病が流行ると牛頭天王社のお神輿が町を練り歩いたという事です。

(昭和33年7月15日建立)

道路に建っている靖国鳥居

急な階段

拝殿

神明造りの本殿

階段上のしょうわ狛犬