稲荷社

甲府市善光寺3(平成17年6月4日)

この稲荷社は中央線・酒折駅の北西約900mの甲斐善光寺内に鎮座しています。善光寺にお参りに来た人たちが、庶民的なお稲荷さんにもお願い事をする為にでも勧請されたのでしょうか?本堂の右手の綺麗に手入れされたお庭の片隅にひっそりと、でも例のごとく朱の鳥居は派手やかに存在を主張していました。この甲斐善光寺は武田信玄公が、川中島の合戦で信州善光寺が戦禍にさらされるのをおそれて、永禄元年(1558)仏像を甲府に移し善光寺を建立したのが始まりで、会堂は東日本最大の木造建築として知られています。狛犬などの彫刻が何点か有るのでそれも一緒に掲載しました。

稲荷社特有の朱の鳥居の行列

小振りながら落ち着いた社殿

合祀社

甲斐善光寺会堂の彫刻。木鼻、狛犬、龍、麒麟等。