甲府市宮前町(平成17年6月4日)
この神社は武田通より一本東側の道から、さらに山側に少し行く宮前町のど真ん中にあります。案内板によると「この神社は、石和五郎信光が鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮を石和の館に勧請して、国衙八幡宮と称したのが始まりといわれています。永正16年(1519)に、武田信虎が躑躅ヶ崎に館を築く際に、館の西側に移され府中八幡と称されました。武田氏滅亡後、甲府築城の際に祈願所ならびに御城鎮守の氏神として現在地へ移され、甲斐惣社八幡宮呼ばれ、江戸時代を通じて、特別な扱いがされていました。」との事です。更に元県社で、総社はもともとの甲斐奈神社から府中八幡へと機能が移転されたという事です。
(石工・遠藤 御代春 昭和2年9月吉日建立)
阿は顔中口、という感じで笑うへちゃむくれ、吽は静かなる大人という感じの対照的な雰囲気の狛犬。顎鬚が短く、背中に流れる鬣のカールしながらの流れが美しい。
神社入り口
境内右手の広場
境内左手の神池
境内正面
拝殿
神楽殿
本殿、左側と正面から
拝殿屋根上の飛び狛ちゃん