護国神社

甲府市岩窪町(平成17年6月4日)

この神社は甲府駅から北北東に約2km、駅からは武田通を経て愛宕山スカイラインを500mほど行くと道路に面して入り口があります。このスカイライン途中300m手前に一の鳥居が建ち、今でもそこそこの社域を持つこの神社の、往時の社域の広さにビックリ。他県の護国神社同様、西南の役から大東亜戦争に至るまでの山梨の戦没者を祀り、境内には戦没者をまつった慰霊塔も数多く建てられていました。この地は元々、1704年甲府城主となった柳沢吉保の時代から今は無き、黄檗宗・永慶寺が建立されていたそうです。此処には3対の狛犬が居ましたが、入り口は最悪、三の鳥居傍はまあまあ、拝殿前の狛犬はヤッターと奥に行くほど出来のいい狛犬に出会う事が出来ます。

(平成4年5月建立)

(昭和33年10月建立)

(明治45年3月吉祥日建立)

スカイライン途中の一の靖国鳥居

神社入り口二の鳥居

平成のヤンチャ狛犬

境内への広い階段

銅製の三の鳥居と
静かで厳かな感じの境内

やせ気味で精悍なしょうわ狛犬

山を背景に荘厳な拝殿

流麗な流造りの本殿

甲斐タイプと江戸タイプの掛け合わせのような狛犬ですが、端正な顔立ちと彫りの良さが見ていて気持ちのいい狛犬です。

山梨宮