塩澤寺

甲府市湯村3-17-2 (令和7年6月7日)

東経138度33分02.08秒、北緯35度40分53.21秒に鎮座。

この神社は、JR中央本線・甲府駅の北西3km程の辺り、湯村温泉街の街中に鎮座しております。

御祭神 厄除地蔵尊

由緒
大同三(八〇八)年、真言宗の祖、弘法大師(空海上人)衆生救済のため諸国行脚されたおり、当地にて厄除地蔵大菩薩の霊験感ぜられて、大師自ら、六寸(二十センチ)あまりの座像を彫刻され、その尊像をご開眼されたのが、当山の始まり(開創)です。
その後、天歴九(九五五)年、空也上人(踊念仏の高僧)が全国遊行中、その素晴らしい霊験に六尺有余(二メートル)の開扉仏を建立安置し、それより、福田山塩澤寺と称するようになったといわれます。さらに、文永3(一二六六)年、蘭渓道隆(大覚)禅師(臨済宗建長寺派祖)も当山に逗留して堂宇を護持しました。
徳川家光治世の一六四三年、湯村の地には、良純親王(京都知恩院初代門跡)が 幽閉されて、その住まいがありました。良純親王は、御陽成天皇の第八皇子です。親王は、天皇の怒りに触れて京の都を追われて甲斐の国に流されていました。良純親王は地蔵尊を深く拝して、縁日(現在の大祭)を盛んにする等、当山の興隆にかかわったと言われています。
塩澤寺公式サイト より。

寺院入口

山門

大草鞋

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

地蔵堂

地蔵堂内部


西堂

塩釜神社・須佐神社

地蔵菩薩

石仏

草木供養之碑