六所神社

北杜市長坂町小荒間 (平成17年5月1日)

この神社は小海線・甲斐小泉駅の北西約500メートルに鎮座しています。付近には平山郁夫シルクロード美術館などがある閑静な地域です。案内板には鰐口の説明はありましたが由緒など何もなかったので分かりません。ながい参道と奥に深い杜を抱えた静かな神社でした。

【狛犬情報:naitoさんより、北巨摩地方の神社の由緒・沿革を戴きましたので補足致します。】
 御祭神:国之常立命・国之狭槌命・伊弉諾命・伊冊弉命・大日霊貴命・鵜茅韋不合命の計7柱。
 「峡北神社誌」によると創建は建仁二(1202)年、武田光長の長男基義、奉幣を努め式典を行い、六所明神と号した。江戸時代に六所明神と称した神社は、雨畑村、小屋敷村と当小荒間である。(・・略)甲斐総社は橋立明神で「国中(くになか、甲府盆地地方を指す)式内式外大小ノ神祇ヲ勧請ス」とあり、全ての祭神を奉幣している。この全ての神社を参詣しなくとも六所神社は、当神社にくれば六ヶ所分の御利益を受けることが出来るというありがたい神社である。明治7年9月八ヶ嶽権現を合祀。「峡北神社誌」によると、天文十一年二月海尻城主小荒間を夜襲し、焼失するも同年九月再建されたという。

神社入口

境内入口、珍しい宗忠鳥居

参道の途中には
こんなに沢山の合祀社が

神門

神門の裏にしょうわ狛犬がいましたが
夫はこの狛犬が嫌いで撮してきませんでした。

立派な拝殿

本殿は覆い屋の中です

隙間からやっと写したので
余りよく写っていません

境内にも注連縄が張ってあり
合祀社が沢山あります