諏訪神社

魚津市諏訪町1-16(平成18年11月26日)

この神社は魚津港の南150m程の海岸に鎮座しております。由緒書きによれば、

昔この地方は信州地方との交易が盛んで魚津の諏訪浜には信濃國諏訪本宮に豊漁を願って御贄(初魚)を奉納する習慣があり、神社は同大社から分霊をこの地に奉斎された。やがて越の大社となり諏訪の神垣の杜と栄えたが北海の波涛荒く社地は遥か沖合いとなり天正年間魚津城主河田豊前守が社殿を再建したが、また連年の猛波の為社壇破壊した。そこで氏子は寛永十一年(一六三四年)現在の魚津漁業協同組合あたりに諏訪社を漁業の神と再興したが社地はいよいよ狭隘となった為、明治六年八月十七日加賀國金沢藩魚津塩倉跡つまり現在地に正遷座した。昭和七年六月十九日本町二丁目九番十四号鎮座日吉社を合祀して諏訪神社と改称した。
 平成七年六月十二日本町二丁目一番一号鎮座諏訪社を合併して今日に至る。

由緒書きはこちら。

神社入口と社号標。と言っても道路と境内と塀や玉垣で仕切られている訳ではありません。

明治の狛犬ですが、とても色白で綺麗、かつ姿勢も優雅な狛犬です。

(明治27年9月建立)

拝殿
拝殿内の様子

拝殿内にお住いの若々しい神殿狛犬。

本殿正面

境内隅で一体だけの狛犬。

蜃気楼の見える神社だそうです。運が良ければきっと見えるでしょう。諏訪神社公式サイトはこちら。