杉原神社

富山市婦中町田屋(平成21年8月18日)

東経137度9分26.09秒、北緯36度37分43.82秒に鎮座。

【神社情報・ナッキーさんより】
 この社は高山本線・千里駅の東約2.2km、219号線で井田川を渡って300mほどで右折すると左側に参道入口があります。

 御祭神:木祖神
 由緒:当社は上古崇神天皇即位十年大彦命勅命を受けて此の地に玉跡を留め給い座置を定め民に耕作の道を教え給いし時に此の地に悪疫大いに流行し民死するも多し。命大いに之を憂え給い民に教えて此の地の巨木なる杉樹を神と崇め種々供御なして尊崇せしめ給いしかば悪疫止む。住民大いに喜び此の樹下に小祠を創立し神像を刻み砕田の社と称せり。後聖武天皇御宇天平2年3月10日当社をして越国社と勅定し給い神名を木祖神と下し給う。其の後度々変遷あるも住民子々孫々の崇敬篤く現在に至れり。依って昭和29年10月26日富山県文化財に指定されしを記念し之を建立せり。
(「杉原神社沿革」碑より)

 尚、この社は富山市八尾町黒田・杉原神社と共に、越中國婦負郡・杉原神社の論社となっています。

「杉原神社沿革」碑、「木造杉原神社神坐像」案内はこちらで

参道入口
社頭
境内入口に立つ明神鳥居 社号標
「村社 杉原神社」
境内入口にいる大正5年生まれの滋賀系狛犬
チョビ髭を生やした叔父さんのような狛犬です。
(富山市石工・桑原亀太郎 大正5年(1916)8月建立)
境内の様子
拝殿
拝殿に架かる額「(すぎ)原神社」
本殿