五社神社

砺波市徳万88(平成21年5月3日)

東経137度01分30.58秒、北緯36度38分14.07秒に鎮座。

 この神社は県民公園頼成の森の西北西約2kmに鎮座しています。水田地帯の突き当たり、庄川が作った河岸段丘の下に鎮座するこの社の鎮守の杜は市保存樹林指定を受けており、遠くからその豊かさが確認できます。社名は「五社神社」ですが、入口の鳥居には「岩神」と刻まれた石の額が掲げられています。
 この社の南東約1kmに有る千光寺(真言宗)の守護神は、石動山の伊須流岐比古神社(五社権現)であったといわれ、昔の千光寺の参道入口は、庄川の方に1kmほど下った辺りにあったようなので、この社は明治の神仏分離で独立し、「五社神社」となったのでしょうか?
 この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明なので、この様に想像しますが、真実は如何に? ご存じの方がいらしたらお知らせ下さい。

神社遠景
社頭 社号標
入口の台輪鳥居 鳥居に架かる額
「岩神」
石段の参道と境内入口
境内にいる建立年代不明の狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
拝殿
境内の様子と本殿鞘堂
本殿
本殿目貫彫刻・龍
本殿木鼻・狛犬
御神木・大杉
推定樹齢・300年以上、樹高・40m、目通り幹囲・5.5m