荊波(うばら)神社

高岡市和田954(平成21年8月17日)

東経136度59分16.82秒、北緯36度43分57.02秒に鎮座。

【神社情報・ナッキーさんより】
 この社は能越自動車道・高岡ICの東約2kmに鎮座しています。

 御祭神:天津彦火瓊々杵尊、大己貴命、天照皇大神
 由緒:荊波神社は平安中期の延喜式(972-きめられた法令集)の中に御名がある。
 鎌倉時代以降、比叡山妙法院が福田郷十村を管理するようになると、神仏が混り合い、福田郷惣社「十禅師大明神」と申し上げた。
 戦国期の文禄2年(1593)には、前田二代利長が当社へ祈祷仰せつけた古文書(市文化財)も現存する。境内には『万葉集』記載の天平勝宝2年(750)越中国守大友家持が墾田視察に来たときに誦んだ
  やぶなみの里に宿借り春雨に
    こもりつつむと妹に告げつや
の歌碑もあり、往古を偲ばせている。

社頭
「延喜式内社」碑 社号標
入口に立つ伊勢鳥居
参道・境内の様子
拝殿
本殿
御神馬像 沙座連石
鎮守の杜外観