世田谷区下馬4-9-4 (令和7年10月3日)
東経139度40分48.66秒、北緯35度37分59.53秒に鎮座。![]()
【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、東急東横線・学芸大学駅の北西の1.5km程の辺り、下馬の街中に鎮座しております。世田谷山観音寺は戦後にあたる昭和26年(1951年)に創建された、区内では最も歴史の浅いお寺ですが、境内にある観音像などの歴史的に重要なものがたくさんあります。六角堂の中に安置されている不動明王と八大童子(はちだいどうじ)像は、平安時代に活躍した仏師運慶(うんけい)の弟子である康円(こうえん)が鎌倉時代に作成したもの。国の重要指定文化財にも指定されています。康円の作品はこの世田谷山観音寺に安置されているもの以外には、2体しか残っていないようです。本堂には、元々三重県の興昭寺の秘仏であった、聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)が安置されています。さらにその脇には日光菩薩、月光菩薩龍神様、マリア観音、布袋尊、大黒尊なども安置されており、それぞれ歴史的にとても価値のあるものだということ。釣り鐘は奈良県の極楽寺からきたものです。太平洋戦争で亡くなった方、特に特攻隊で殉職した方を祭ったお堂や石碑が境内にたくさんあります。
御本尊 聖観世音菩薩
由緒
1951年(昭和26年)、太田睦賢によって開山された。
太田睦賢は元事業家であったが、菩提心を起こし、私財を投じて当寺を創建した。
戦後創建の比較的新しい寺院であるにもかかわらず、寺が所蔵する文化財は江戸時代以前の古いものが多い。これらは国内各地の寺社から取り寄せたもので、中には国の重要文化財や東京都の有形文化財に指定されているものもある。
当寺の本尊であり、通称の「世田谷観音」の由来である聖観世音菩薩像も三重県桑名郡長島村(現・三重県桑名市)の寺から取り寄せたものである。 また、六角堂には康円作の不動明王並びに八大童子像がまつられており、毎月28日に開帳される。
ウィキペディア より。
入口
山門
南蛮渡来(鉄製)狛犬。拡大写真はこちら。
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(清国の第4代康熙皇帝辛未年(1691)に進献されたもの)
仁王門
仁王像(平安後期12世紀、都内最古の仁王像)
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天井の鳴き龍
阿弥陀堂
特攻隊員碑と地蔵菩薩像
本堂
龍
本堂前の狛犬。拡大写真はこちら。
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(年代不明)
六角堂(不動堂)
特攻観音堂
文殊菩薩と狛犬
八方睨み達磨・水子観音・馬頭観音
多宝塔
鐘楼