若宮八幡神社

調布市下石原3-5-1 (平成28年2月19日)

東経139度31分55.18秒、北緯35度38分58.65秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】
京王線「西調布」駅より徒歩10分弱の所、下石原 (しもいしわら)に鎮座しています。北多摩神社誌での所在地は「調布市上石原(かみいしわら)」になっています。

御祭神 仁徳天皇

御由緒
若宮八幡は、江戸時代の上石原村の鎮守として、村人たちの尊崇を集めてきました。ふつうは八幡神社の祭神は応神天皇ですが、皇子の仁徳天皇を祀っているので、「若宮八幡」といいます。本殿の建物は、総けやき造りで、ほぼ全面に彫刻がほどこされ、優美で格調の高い社殿となっています。武蔵国入間郡中藤沢村(現・入間市)の宮大工、杉田石見頭(いわみのかみ)政永・喜兵衛父子によって建てられました。
調布市ホームページ>文化財>上石原若宮八幡神社「本殿」 より

八幡様の祭神は応神天皇、その皇子仁徳天皇を祭神とするので若宮八幡と呼ばれ、近藤勇が生まれた上石原村の鎮守様として、人々に親しまれています。慶応4年(1868年、明治元年)、甲陽鎮撫隊を率いて上石原宿に到着した近藤勇は、この神社の方角に拝礼し、戦勝祈願したと伝えられています。
調布市観光協会>調布観光ナビ>近藤勇ゆかりの地 2 上石原若宮八幡神社 より

往昔より上石原の鎮守社で、通称若宮八幡神社と呼ばれ、創建年代は詳かでないが延宝四年以前といわれる。現在の本殿は文化四年の再建で、拝殿は昭和三十八年に新築されたものである。
北多摩神社誌 より

仁徳天皇は八幡神社応神天皇の皇子にあらせられるので、當神社を若宮八幡神社と申す。武蔵風土記に宿の鎮守にて鎮座の年暦を傳えずと記されたように古社であるが、遠い昔に祖先が遥かに霊峰富士を仰ぎ清き多摩の流れにうるおう、この里のしずめと豊かな、みのりとを希い、産業を興し、仁慈を垂れられた御事蹟をたたえて、此の処に仁徳天皇をお祀りした。相殿には四社明神が合祀されている。・・・・
境内由緒書き より

入口

由緒書き

鳥居

神額

調布八景入選之碑

手水舎

拝殿

巻き毛が可愛い江戸流れ。拡大写真はこちら。
(大正4年(1915)11月建立)
脇障子左・天岩戸開き 脇障子右・素戔嗚尊とヤマタノオロチ

本殿覆屋


辰巳稲荷社