星宮神社

下都賀郡野木町潤島(平成18年7月30日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 神社は、国道4号線を北上、友沼小への信号を右折、1、2キロ位走り左折すると、前方に見えてきます。JR宇都宮線がすぐそばを走っています。文化2年の狛犬が迎えてくれました。境内には、力石が一つ置いてあります。神社には、明和5年の鳥居がありますが、年号の「和」の字は、偏と旁を左右入れ替えてあります。このように書くことがあるとは聞いていましたが、実物を見るのは初めてでした。

 この神社の創建・由緒は分かりませんでしたが、栃木県内に星の神・天香香背男命を祀る神社が 184社ありますので、その一角をになっているものと思われます。只、創建は明和5年(1768)建立の鳥居があるので、それ以前とは思われます。また、ここの神社の氏子さんも、野木町丸林の星宮神社同様、「神様のお使いのウナギは口にしない。」という風習が残っているそうです。

神社入口 明和5年(1768)建立の一の鳥居と
境内の様子
拝殿 本殿
文化2年(1805)生まれの江戸尾立ち狛犬。
阿は小さな宝珠を、吽はチョン髷のような角を付けています。
上半身が太めで逞しく、吽にはまだ筋肉の瘤が綺麗に残っています。
何よりも巨大なソフトクリームの様な螺旋状の尾が面白いですね。
(文化2年(1805)9月吉日建立)
拝殿の額 拝殿の木鼻。狛犬と象。
境内社・稲荷神社 35貫目(131.25kg)もある力石
この石は、私の体重の3倍弱の重さですが、
よくこんな重い物で力比べをしていた
ものですね〜。昔の若人は偉い!!