【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 こんにちは。昨日、2月8日にお祭りを見てきました。

この祭りは小山市、白鳥地区にある「白鳥八幡宮」で、旧暦の1月11日に毎年行われています。神事の後、鳥居に吊るされた鬼の面を弓矢で射って、鬼=悪霊を追い払い、悪霊が村へ入るのを防ごうとする行事だそうです。現場には、9時ちょっと前に到着しました。鹿沼市から来たという男性は、写真を趣味にしている人です。「8時前に着いて待っている」と言ってました。私より年上の人でしたが、とても元気です。夢中になれるものを持っている人は、いつまでも若いものだと感心しました。

NHKは来ていませんでしたが、栃木テレビ、小山ケーブルテレビが取材に来ていました。私、若い頃は、このような行事にあまり関心が無かったのですが、最近は好きになりました。

昔は、夜中から若水を汲み、その水で赤飯を炊いて神様に供えたそうです。祭りの開始時間(現在は9時頃)も「日の出祭り」と云うくらいですから、もっと早い7時頃から始まっていたらしいです。その他にも厳しいしきたりがあったと、地元のおばちゃん達が言ってました。楽しみにしていた祭りを見られたので、ちょっぴり幸せです。

さて、いよいよ「日の出祭り」の始まりのようです。幟旗が建ったりして準備万端整っているようですね。
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今年の鬼の面は、以前見たものとは雰囲気が違います。頭屋の当番組の方がご自分で造るのでしょうか?
何れにしろ伝統行事が、古式ゆかしく受け継がれているのは今となっては貴重な存在ですよね。
祭礼も無事終わり、これで今年もこの地区の方々はつつがなく過ごせる事でしょう。