浜松市中区中島2-19(平成19年11月24日)
東経137度45分3.74秒、北緯34度41分55.1秒に鎮座。
この神社はJR浜松駅の東約1.3km、馬込川左岸に鎮座しています。ご神木のほとんどが松の木で構成された広い境内には「由緒書き」の他に「返還記念」碑が建っていました。それによると「戦後占領軍に没収されていた奥宮と稲荷神社社地が、昭和47年に返還された。」とあります。けれど境内のどこを探してもそれらしき社殿は見つかりません。気になって仕方がなかったので、境内の松の木に薦を被せている方にお聞きしたところ、奥宮は北西に450m、稲荷神社は南に300mも離れた場所に鎮座しているとのこと…。昔は気の遠くなる程広大な社地を有する、由緒ある古社だったのですね〜。
「せっかくなので全ての関係社を巡りましょう…。」とこの社の参拝後、奥宮と稲荷神社にも参拝させていただきました。
御祭神:建御名方命
由緒:延暦10年(790)征夷大将軍・坂上田村麿が勅を奉じて下向したとき、現在の浜松市中島町六本松において霊夢により創建し「中島の宮」といわれていました。その後、源頼義、八幡太郎義家などもこの社に祈願しました。弘治2年(1556)六本松の地より現在地に遷座しました。
明治40年村社に列しました。
社号標 「明治40年1月13日 神饌幣帛料供進御指定 諏訪神社」 |
神社入口 |
参道の様子 |
拝殿 | 本殿 |
ご神木と、左半分が中島児童遊園となっている境内の様子 | |