賣豆紀(めづき)神社

松江市雑賀町1663 (令和6年6月22日)

東経133度03分59.37秒、北緯35度27分07.48秒に鎮座。

この神社は、JR山陰本線・松江駅の南1km程の辺り、雑賀町の街中に鎮座しております。大国主命の第三の姫下照比賣命を御祭神とする。延喜式内社で『出雲国風土記』に売豆貴社と記載されるこの神社の創建はとても古いと思われます。

御祭神 下照比賣命

由緒
式内社・県社、出雲国風土記に所載。主祭神下照比賣命は大国主命の第三の女神。また和歌の祖神として古事記・日本書紀・古今和歌集序文に記載。安産・病気平癒の守護神で、歴代松江藩主ご内室懐妊時霊験を受けられ、また病気平癒の守護にあずかった。更に今日境内の「子宝いぬ」を撫でて安産・子授けを祈念し、また境内の極めて稀少な形をもつ「病気平癒の唐獅子灯籠」に、祈願時には銀紙を貼り、成就時には金紙を貼って報謝する習わしが伝わっている。当神社は佐太神社に諸神が参集の往来時に立ち寄られる神在の社でもある。また、松江藩祖松平直政公勧請の伊勢の神宮の御分霊を奉斎した「伊勢宮」(松江市伊勢宮町名の元)が合殿されている。
島根県神社庁公式サイト より。

延喜式神名帳にのせられた式内社。出雲国風土記に所載。松江城下五社の一社。大正13年社格も県社に列せられた。松江市松市地区の総産土神(氏神)。伊勢宮は藩祖松平直政公が伊勢神宮の御分霊を奉斎、松江市伊勢宮町から明治32年当神社に合殿された。
境内由緒書き より。

参道入口

入口左右の岡崎型狛犬

参道

神門

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(平成27年(2015)5月3日建立)

拝殿内部

本殿


狛犬が支える来待石製石灯籠

金銀紙を纏う狛犬達

末社

末社を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(石工 林蔵作 天保6年(1835)建立)

先代様

狛犬。拡大写真はこちら。

(新出九一郎 大正13年(1924)建立)

伊勢神宮・皇居・明治神宮遙拝所

狛犬達

社日