白鬚神社

高島市高島町鵜川(平成16年11月20日)

この白鬚神社は、近江最古の大社で御祭神は猿田彦命です。湖中に宮島の厳島神社を思わせる朱塗りの大鳥居があり、社記によれば、垂仁天皇の25年倭姫命により社殿を創建したと伝えられ、その後、慶長年間に豊臣秀頼により境内の整備が行われました。また日本全国に広がる白鬚社の総社でもあり、延命長寿白鬚の神として人の世の営み総てを先導される神様だそうです。本殿は、昭和13年重要文化財に指定されました。
前回湖西のこの地域だけ取り残され、どうしても再度の来訪を・・・と思っていたので今回のメインの神社として此処を選定してきました。湖畔に面して想像通りの明るい開けた雰囲気の、けれど華美に流れない気持ちの良い神社でした。

(明治2年建立)

(大正3年6月8日建立)

琵琶湖に建つ一の両部鳥居

境内入口の二の両部鳥居

拝殿前の唐草尾太狛犬。吽は角付。

檜皮葺の堂々とした拝殿。
この地域としては珍しく
壁のあるノーマルな造り。

拝殿から見た本殿正面

檜皮葺の本殿を横から

駐車スペースと段上の摂社
この他、奥には紫式部の歌碑
なども有りました。

駐車場入口の素朴な、笑う耳垂れ団扇狛犬

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