香取神社

三郷市花和田416 (平成22年12月15日)

東経139度51分13.83秒、北緯35度49分33.2秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
県道67号線「共和橋(下)交差点より北300m程の所に鎮座しています。参道右側は彦沢集会場があります。ここの神社も近年改築され、境内に集会場が新築されたようです。元別当の円能寺は当神社の南100m程の所にあります。

御祭神
主祭神 経津主命
配祀 武甕槌命・天児屋根命・比賣神・大日■貴命(おおひるめむちのみこと)

御由緒
當社ハ元和年間村中協議ヲ以テ下総國香取神社ヲ遷シ祭リテ以テ村社ト號ス、其後年数ヲ経過シテ天保年中ニ方テ再ヒ本社ヲ創建セシト云フ  明治五年四月村社に許可  同四十年二月五日同村大字同字同無格神明社ヲ合併

以上の神社が合祀され外に十一面観音立像が祀られ氏子一同の厚い守護神として、元和西暦1615年江戸時代初期の時代から今日に至るまで氏子の為に守護なされた尊い神様である。氏子の安泰は元より家内安全の為、何人と言えども宮司以外は絶對に御神体に手を俯れてはならぬ。過去に於て尊い人命を失って居る子孫繁栄の為、記念碑にきざみ後世に伝え置く。此様にあらたかな御神体を御祀りし神社も大東亜戦争の終戦を迎えてから米軍に占領され、信仰の自由となり村社に對する崇拝の念益々薄く、遂に屋根瓦は飛、白き壁も落ち見るも無残な神社に変り果てたのである。其の間十数年の間誰一人神社の事に付いては一言も言う者はなかった。たしかに神社どころではなかった。其の日其の日の食料すらない時代であった。そうゆう苦しみの中にやっと明るい灯が見えたのは、昭和二十七年。当時に初めて社務所の建設と言う夢の様な話が出た。・・・・・。
境内石碑 より

村(彦沢村、屋敷26)の鎭守にて、稲荷を合殿とす、本地佛十一面觀音を置、圓能寺持、末社天神 疱瘡神 水神
新編武蔵風土記稿 より

神社入口。右手の建物は彦沢集会所。

境内

平成生まれの岡崎型狛犬

(平成10年(1998)10月吉日建立)

拝殿

向拝下の龍と木鼻の狛犬

本殿


天神宮、水神宮 稲荷社

力石とその説明