菅原神社

川越市今福673(平成21年6月13日)

東経139度28分18.44秒、北緯35度52分39.36秒に鎮座。

 この神社は南大塚駅の南東約1.7kmに鎮座しています。すぐ南は明見院で、江戸時代までの神仏混淆の時代には別当寺と鎮守社の関係でした。入口には「村社 菅原神社」の社号標が建ち、境内は明るく清々しい感じがします。社殿はすっきりとした建物で、境内周囲には色々な境内社が祀られています。その中には弊や鈴を手にした神使い・猿が護る冨士浅間神社もあります。

 御祭神:菅原道真公
 祭礼日:4月14・15日・春祭、10月14・15日・秋祭(オヒマチ)
 境内社:三峯神社、愛宕神社、冨士浅間神社、琴平神社
 由緒:承応元年(1652)、当村開墾の節、割元名主の志村次郎兵衛が自分の出身地である下奥富村(狭山市)・梅宮神社を勧請、今福村の鎮守として創建され、明治初年まで梅宮天満宮と称していました。神仏混淆の時代、寛文7年(1667)には別当として明見院に無山高関が就任し、以来明治になるまで歴代の別当がこの神社の神事など一切を取り仕切ってきました。
 現在の社殿は明治15年11月に造営されています。
 春秋の例祭には県指定無形民俗文化財・川越祭り囃子が奉納されています。

社号標
「村社 菅原神社」
境内入口 靖国鳥居
境内の様子
拝殿
本殿
境内社 拝殿と本殿
境内社:三峯神社 境内社:愛宕神社
富士塚と境内社:冨士浅間神社
冨士浅間神社の神使い・猿
「琴平神社」碑 神楽殿