白鬚神社

川越市下小坂1002(平成20年3月6日)

東経139度27分52.27秒、北緯35度56分51.11秒に鎮座。

【神社情報・gamanさんより】
 昨日、仕事で川越に行ったのですが、行った先のすぐ近くに神社がありまして、これはちょっと寄ってみなくては、と行ってみたところ、狛犬もおらず、由緒書きもなく、ごく普通の神社でした。
 が、ものすごくみごとな御神木がありました。必見です。なにしろ参道のど真ん中に2本ドーンとあるのですから。これぞ御神木という貫禄満点です。神社が先か、樹が先か考えてしまいました。
 場所は県道256号線を川越から坂戸市に向かい、入間川にかかる平塚橋を越え、さらに小畦川にかかる小坂橋を越え、坂を下ったところのT字交差点を右に曲がって約500mぐらいのところにあります。川越墓園入り口のすぐ手前です。

 御祭神:猿田彦大神
 例祭日:7月15日に近い日曜日
 由緒:市教育委員会による大ケヤキと獅子舞の案内しか無く、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。
 その説明板にも記載されていますが、この社では樹齢500余年と推定されている大ケヤキが有名な様です。この大ケヤキは埼玉のケヤキコンクールで一位となった巨樹で、社殿に向かって右側は赤ケヤキ(幹周600cm、樹高33m)、左側は青ケヤキ(幹周595cm、樹高26m)と呼ばれています。遠くからでも良く見え、参道を遮るように聳え立つその姿は、写真だけでも圧倒的な存在感・重量感があり、付近に残るダイダラボッチ伝説と相まったスケールの大きさを感じます。

神社遠景
神社入口 社号標
参道途中の明神鳥居と
大ケヤキの案内板
参道途中の二本の大ケヤキの根元
二本の大ケヤキの間、
木の根を踏みしめての参拝となります。
境内側から見た
大ケヤキの根元と神社入口
境内の様子 寛政3年(1791)12月吉祥日
建立の灯籠
向拝の無い拝殿
推定樹齢500余年の大ケヤキ
入口側からと境内側から