諏訪神社

富士見市諏訪2-15(平成21年6月13日)

東経139度32分57.14秒、北緯35度50分56.9秒に鎮座。

 この神社は東武東上線・鶴瀬駅の北東約1kmに鎮座しています。道を挟んで北西に氷川神社が鎮座し、境内南側にはすわ幼稚園があります。社頭には推定樹齢約500年の大ケヤキが聳え、横に広い境内なので、入口の鳥居を潜ると20m位先に拝殿が建っています。拝殿後ろの覆い屋内には柿葺流造の本殿が建ち、境内社や神楽殿も建立されています。

 御祭神:建御名方之神
 祭礼日:1月1日・元旦祭、2月節分日・節分祭、7月14・15日・八雲神社祭、7月28日・夏越大祓祭、8月27・28日・諏訪大祭
 境内社:八雲神社、八幡神社
 由緒:隣接の氷川神社同様古代人の住居址の中に建立された神社で、創建年代は不詳です。
 元禄12年(1699)改築の棟札が現存していますが、御神木の大欅などから推測すると遥か古い時代の創建と思われます。
 往時より悪病除、諸厄防除の守り神として、氏子の他に11ヶ所の講社を有し、例大祭にはその代参者の参拝があります。徳川時代から継続され、市民俗文化財となっている「渡戸の獅子舞」や里神楽・お囃子も奉納され、県有数の大祭が執行されます。
 本殿は一間社流造で、享保16年(1731)の建立、覆屋・幣殿・拝殿は昭和32年の造営です。

社頭
社号標
「鎮守諏訪神社」
入口の明神鳥居
拝殿
覆い屋と柿葺流造の本殿
神楽殿 境内社入口
境内社:八雲神社 境内社:八幡神社
御神木・大ケヤキ
推定樹齢:約500年、樹高:約20m、樹径:約2m