関西出雲大社

松原市天美北7-11(平成24年1月7日)

東経135度32分2.2秒、北緯34度35分19.08秒に鎮座。

 この神社は河内天美駅の北西約800mに鎮座しています。阿麻美曽神社に向かうべく26号線で北上中に道路右側に大きな鳥居を見つけ急遽参拝。
 その鳥居には「久多美大神」、境内の「記」には「関西出雲大社」という社名が記されていました。道路から真東に向かう参道には、終わり近くに金属製の門扉が取り付けられ、何か従来の神社とは異なる雰囲気を感じましたが、昭和41年に創設された新しい神社でした。
 参道や境内等が綺麗に整備され、社殿は出雲大社そっくりの大きさや造りで、この社に対する信仰心の厚さを窺い知る思いがしました。
 又境内左奥には、「古代の玄室」という岐阜県稲葉郡鵜沼町から移築された古墳時代の石室が再現されています。

 御祭神:久多美大神
 祭礼日:不明
 由緒:我が関西出雲大社は久多美大神様の御化身であります久多美様の御母堂桝田ミツ比女命に依りまして此処天美の聖地に創設されました。
 大神様の御意圓のもとに御母堂初代様の後を継承されました久多美様は御神意により人類救済の為に現世に御出現なされたのでありますが救済救民に不可欠な御神殿御造営の大業が昭和34年1月起工されまして出雲造り御神殿は大神様久多美様の御加護ご指導のもとに全信徒の誠心こもる御奉仕によりまして完成され昭和41年4月目出度く正遷宮が斎行されたのであります。
 …中略…
 尚昭和46年8月吉日初代様に最も御縁深く厚き信仰によりまして関西出雲大社今日在る要因でもあります白大明神 白龍大神の二柱の大神様が脇殿に御遷座なされました。

入口に立つ大鳥居 鳥居に掛かる額「久多美大神」
参道の様子
参道終わり近く、金属製の門扉
境内入口
手水舎
境内の様子
ライオンのような雄姿を見せるブロンズ狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
豪壮な拝殿
拝殿に掛かる大注連縄
この社もやはり左が本、右が末で一般の神社と異なる左綯い
切妻造妻入りの所謂大社造の本殿
御神馬舎 社務所
古代の玄室
庭園と神池