五所明神社

佐伯市臼坪19-4 (平成26年3月30日)

東経131度54分04.70秒、北緯32度57分47.09秒に鎮座。

この神社は、JR日豊本線・佐伯駅の南800m程の辺り、佐伯東小学校の北西すぐのJR日豊本線、踏切近くに鎮座しております。

御祭神 比淘蜷_・譽田別尊・帯中津日子尊・息長足姫命

五所明神社由来記
五所明神社は旧毛利藩の総鎮守の神、一の宮の位として、佐伯市南郡の広範囲に氏子崇敬者を持つお宮です。創立は平安時代第51代平城天皇の時代、大同元年(806)で近郷では一番古いお宮です。祭神は加茂・春日・稲荷・住吉・梅之宮の五神社の分霊を勧清したところから五所大明神社と称するようになりました。
その他に末社として東側に安産子授けの神をまつる善神宮と御地蔵様、西側に毛利稲荷、それに毛利のご先祖を祀る毛利神社とを合祀しています。
祭典は4月5日頃の春祭(神幸祭は300名以上の行列で三の丸御旅所にお渡りする)と7月15日の夏祭、12月15日の冬祭(湯立神楽・綱切神楽あり)となっています。神楽は400年以上の歴史をもつ、佐伯神楽が奉納されます。
享保5年2月20日(1702)に毛利藩主より「練りもの行列」を出すよう通達があり、臼坪・中村・内町・船頭町に山車が出来ました。
立派な拝殿は享保元年(1716)竣工、神殿は享保6年3月15日(1721)普請成就しました。しかし両殿は慶応元年(1865)に焼失し、神殿は明治25年(1892)に、拝殿は明治32年(1899)に落成し現在に至っています。
善神宮は正徳元年(1711)の造営で約300年前の建物そのままです。
境内には県の文化財指定の「なぎ」の木があります。
佐伯市観光協会

踏切越に見る参道入口

鳥居

参道入口の浪花狛犬。拡大写真はこちら。
(天保12年(1841)辛丑6月吉祥日建立)

参道

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(皇紀2600年記念 昭和15年(1940)建立)

拝殿内部

本殿


稲荷神社
善神社
石仏>