若宮八幡社

大分市上野町10(平成20年7月25日)

東経131度37分3.32秒、北緯33度13分24秒に鎮座。

 この神社は上野ケ丘中学校の東に鎮座しています。私達がこの社の参拝をしたのは未だAM7:40頃だというのに、何人もの方がもう参拝していらっしゃり、地域住民の崇敬の篤さを実感しました。又、平成15年(2003)幹線道路工事に伴いい社殿を境内地西側に移築(新築)したそうで、境内も社殿もとても綺麗に整備されていました。

 御祭神:帯中津比古命、品陀和気命、息長帯比賣命、大雀命、外神に善神王
 例祭日:春祭・4月15日、例祭・7月15日、秋祭・10月15日
 境内社:大友神社、楢神社(相殿に金毘羅社と稲荷社)、府内天神社、多賀神社、錦天満社、蛭子社
 由緒:建久7年(1196)に大友能直公が守護として入国した際、鎌倉の鶴ケ岡八幡宮の神霊を迎えて、この地の鎮守氏神としたのが創祀といわれています。
 以来、柞原八幡宮と共に東西の二大古社として、大友氏以降も代々府内の鎮守として崇敬を得、豊後の国七社の若宮八幡社はこの社の分霊を別宮として建て神領を献じたものです。
 往古は豊府城外古加鶴に鎮座していましたが、建仁元年(1201)社地を府中に移し、明治14年(1881)には社地を府内町3丁目に移し、さらに大正10年(1921)に現在地に遷宮しました。

境内神社

社号標 神社入口
参道入口にいる昭和4年生まれの狛犬
頭と目が大きくて一寸悪戯そうな若々しい狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和4年(1929)10月吉日建立)
拝殿前、平成12年に台座が再建された、建立年代不明の備前焼狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(平成12年(2000)1月1日台座再建)
拝殿
幣拝殿
本殿
境内社:楢神社(五十狭芥彦命、相殿に金毘羅社と稲荷社)拝殿
楢神社本殿 神楽殿
末社:府内天神(菅原道真公)
蛭子社
末社:大友神社
(祭神・大友左近監能直公)
末社:錦天満社(菅原道真公) 末社:多賀神社
(伊弉那岐大神、伊弉那美大神)
筆塚