歳神社

大分市下宗方(平成20年7月25日)

東経131度35分29.28秒、北緯33度11分46.96秒に鎮座。

 この神社は明磧橋の南東約600m、大分川左岸に鎮座しています。神社後方、社殿までも鬱蒼とした鎮守の森に覆われています。

 御祭神:素戔嗚尊、大年命
 由緒:由緒は定かではありませんが、明治6年村社に列せられ、大年命は字仲間屋敷に鎮座していたのを明治11年本社に合祀されました。
 ということは、始め素戔嗚尊が祀られた、例えば牛頭社や八坂神社だったこの社に、大年命を祀る歳神社が合祀されたということになりますが、現社名は「歳神社」。素戔嗚尊は、下世話でいうところの「軒を貸して母屋を取られた」形になっていますが、牛頭社は明治政府に嫌われていましたから、当時の里人は明治政府に配慮して「歳神社」という無難な社名に改称したのでしょうか?何れにしろこの由緒書きだけでは推測の域は出ませんね。

神社入口 入口台輪鳥居に架かる社額
拝殿前、昭和12年生まれの玉乗り狛犬
阿は口中にも玉を含み、広島型よりずっと柔和な顔付きをした狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和12年(1937)4月吉日建立)
拝殿
本殿
末社等