白鳥社

大分市千歳965(平成20年7月24日)

東経131度39分52.86秒、北緯33度14分16.95秒に鎮座。

 この神社は桃園小学校西約600mに鎮座しています。一愚痴から参道は鬱蒼とした木々で覆われ、明るい境内正面に入ると、参道には狛犬が一対、その後ろに拝殿、本殿などの社殿が建立され、本殿の妻、向拝下、木鼻など彫刻にも目を惹かれるものがあります。境内左の境内社:綿津見社もきちんと社殿が造られ、昭和生まれの狛犬が多い大分狛犬の中では比較的古い狛犬がお護りしていました。

 御祭神:日本武尊
 例祭日:1月17日・歳旦祭、4月17日・春祭、10月17日・例大祭、11月23日・秋祭
 境内社:綿津見社、天満社・秋葉社、金比羅社、多賀社・妙見社、若宮八幡社・八坂社、岩門分社・鹿島社、生目社・稲荷社
 由緒:人皇第十二代景行天皇が当地を巡幸され、その後皇子日本武尊は日向の熊襲や蝦夷討伐された帰還の途中、伊勢で崩御されました。日本武尊の神剣は熱田神宮に奉られその神霊は白鳥となりました。このことを知った民は悼み悲しみ光仁天皇の宝亀2年(772)に小祠を創建しました。
 当時疫病が大流行し、患者が神前にて祈願すると、たちどころに平癒したという事です。
 明治6年村社に列格しました。

神社入口 台輪鳥居 鳥居に架かる額
境内の様子
拝殿前 昭和13年生まれの狛犬
阿は口中に玉を含み、若々しく元気の良い狛犬です。太股の放射状の模様も良く残っていますね。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和13年(1938)1月吉日建立)
拝殿
拝殿向拝彫刻は龍です
拝殿には潰れ顔で尾の派手な飛び狛ちゃんがいます。
本殿
本殿妻には龍が棲息しています。
本殿向拝下には元気の良い狛犬が二匹遊んでいます。
本殿木鼻は狛犬と象です。
境内社:綿津見社 拝殿と本殿
綿津見社前の浪速系狛犬
文化4年生まれというお年寄りで、吽の顔面右半分が欠けています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(文化4年(1807)6月吉日建立)
綿津見社木鼻・狛犬と象
境内社:天満社・秋葉社 境内社:金比羅社
境内社:多賀社・妙見社 境内社:若宮八幡社・八坂社
境内社:岩門分社・鹿島社 境内社:生目社・稲荷社
神楽殿