宮地嶽神社

国東市国見町伊美(平成20年7月22日)

東経131度35分38.65秒、北緯33度41分1.75秒に鎮座。

 この神社は伊美港西の道路沿いに、斜面を少し平にならした境内に鎮座しています。

 この社の案内は無く、御祭神は宮地嶽三柱大神(息長足比売命、勝村大神、勝頼大神)と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。
 宮地嶽神社の総本宮は福岡県福津市にあり、九州北部に分社が多く見られる神社ですが、古事記、日本書紀等で神功皇后(息長足比売命)が渡韓の折、この地に滞在され、宮地嶽山頂より大海原を臨んで祭壇を設け、天神地祇を祀り「天命を奉じてかの地に渡らん。希くば開運を垂れ給え」と祈願され船出したという由来により、神功皇后を主祭神として奉斎し、随従の勝村・勝頼大神を併せ、「宮地嶽三柱大神」としてお祀りされています。

神社入口 参道の様子
拝殿 脇から 本殿と金毘羅宮社殿
境内から見える伊美港の様子