八坂社

国東市国東町富来854 (平成28年9月24日)

東経131度41分25.50秒、北緯33度36分07.15秒に鎮座。

この神社は、国東市役所の北西6km程の辺り、国東町富来の街中に鎮座しております。

御祭神 素盞鳴尊

由緒
村上天皇天徳3年(955)鎌田政弘 播州広峰神社 牛頭天王を勧請す。

祭神素盞鳴命(天照皇大神御弟神)外左右両殿廿三柱、當社は今より壱千参拾年の昔、村上天皇天徳三年己未正月、當州石井大明神の禰宜式部太夫岡仁兵衛政弘、聖武天皇の勅願社播州廣峯神社(牛頭天王)に宿願のことありて参籠す。満願の暁神託あり曰く、朕分身して西海に遊ばんと欲す。汝速に小船を造り朕が容貌を載せて海上に浮べ供奉すべし。其の船の止まる処にて庶子守護の地と卜せん。と政弘夢の如く覚めて奇遇の心を生じ恐懼して御神勅の如くす。海波静穏御船西を指して馳すること飛ぶが如く、豊後国国東郡富来浦三つ石に止まり給う。此に於いて政弘纜を繋いで村里に告ぐ。御中(富来・富来浦・浜崎・堅来・深江。大恩寺旧六ヶ村)の庶子悉く皆渇仰して之を迎へ今の磯の神にて神饌を供へ一時富来丸山(今元富と称し大石あり)に鎮座し仝年十月社殿成り十一月現在地に奉遷す。古来富来郷の総廟として尊崇し奉った。
境内由緒書き より。

参道入口

神額

参道

神門

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(寛政43年(1831)建立)

拝殿内部

本殿覆屋

本殿前の唐獅子。拡大写真はこちら。
(弘化2年(1845)乙巳5月吉日建立)

末社

末社を護る狛犬

稲荷神社

厳島社・天満社

稲荷社・金刀比羅社・日月社・五十鈴社・生目八幡社