日出(ひじ)若宮八幡神社

速見郡日出町2831‐1 (平成26年3月28日)

東経131度32分21.47秒、北緯33度21分56.01秒に鎮座。

この神社は、JR日豊本線・暘谷(ようこく)駅の東600m程の辺り、日出港のすぐ北側に鎮座しております。

御祭神 大雀命・足仲彦命・息長足姫命・誉田別命・大山守命・宇治皇子・市杵島姫命

日出若宮八幡神社は、千年以上の歴史をもつ日出町でも由緒ある神社です。天徳3年(959)、八津島宮より2親を勧請して建立されました。建久7年(1196)、豊後大友氏の始祖・大友能直(よしなお)が、豊後国7社の1社として崇敬し、新たに社殿を築造し社領を寄進しました。
しかし、大友氏が亡んだ後の文禄3年(1594)、豊臣家の直轄地となった日出の代官として毛利兵橘(ひょうきつ)が入ると、激しい性格をもったキリシタンであった彼は、社殿をことごとく破壊し御神体を海に捨て、境内に館を建てました。御神体は村民たちにより秘かに引き上げられ、安全な場所を転々とし祀られたそうです。
日出藩初代藩主・木下延俊が入国すると、慶長7年(1602)、破壊された神社を再建し、御神体を迎えて盛大な例祭を行い、復興を遂げました。神社はその後も代々藩主の崇敬を受けました。
ひじまち観光情報公式サイト より

境内由緒書きはこちら。

神社入口

鳥居

鳥居前の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和4年(1929)2月建立)

元禄16年(1703)三代藩主・木下俊長建立の楼門。日光東照宮陽明門の意匠を摸したともいわれる、日出町有形文化財指定。

随身様

境内より見る楼門

絵馬

拝殿。日出藩三代藩主・木下俊長(1649-1716)が建立。

本殿。元禄16年(1703)第三代藩主・木下俊長により建立。


末社鳥居。右手は蓮華寺。

愛宕神社
高良社 天満社

神明神社

西宮社

金比羅社

神楽殿。日出藩三代藩主・木下俊長(1649-1716)が建立。

絵馬殿。日出藩三代藩主・木下俊長(1649-1716)が建立。

脇参道入口。日出町最大の鳥居で、11代藩主・木下俊懋公が1794年に寄進した台輪鳥居。

脇参道に建つ二の台輪鳥居。初代藩主・木下延俊公の寄進。

脇参道の玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和9年(1934)10月建立)