六所神社

豊後高田市夷1028 (平成28年9月24日)

東経131度33分34.35秒、北緯33度36分53.15秒に鎮座。

この神社は、豊後高田市役所の北東14km程の辺り、夷の街外れ県道653号線に面して鎮座しております。

御祭神 伊弉諾命(いざなぎのみこと)・八十禍津日神(やそまがつひのかみ)・大直日神(おおなおびのかみ)・表筒男神(うわつつおのかみ)・中筒男神(なかつつおのかみ)・底筒男神(そこつつおのかみ)

由緒
六所神社は瀬戸内海国立公園に指定された景勝夷谷の真中に鎮座し、古く奈良時代元正天皇(第四十四代)養老二年(七一八年)、岩窟内の祠をこの地にお遷ししご創建されたと伝えられる。岩窟を開鑿(かいさく)して社殿が造くられているため、安政年間の大崩落ほか再々巨岩墜落により建物粉砕の事故があり、その都度氏子の総力をあげた奉什により復旧復元された歴史がある。
御祭神はお祓いの神々様で里人の信仰は極めて篤く、境内には更に願いを込めた神々さまがお祀りされ、奉納された多くの石燈籠や大絵馬等が往時を物語っている。神仏習合の六郷満山文化と共に栄え、本地垂迹説により「六所権現」と呼ばれ、霊仙寺の社僧により奉仕された時代もある。神仏分離後の明治時代に境内の様相が改められ本殿、幣殿、拝殿、神門等が改築され今日に至る。
また、平成二十八年二月「六郷山夷岩屋の寺社境内」として県指定文化財となる。
由緒書き より。

参道入口

神門

神門前の狛犬。拡大写真はこちら。
(紀元2600年記念 昭和15年(1940)建立)

拝殿

幣殿

本殿


大綿積社

賀来社

太子社

今夷社

六所権現磨崖像

石祠

石祠を護る狛犬