素盞鳴神社

玉野市滝(平成21年8月21日)

東経133度52分41.68秒、北緯34度29分35.19秒に鎮座。

　この神社は本社である早滝比�盗_社と滝川を隔てて北側に鎮座しています。
　参道入口は滝川に架かる神橋で、ここから石段を上がっていくと途中に台輪鳥居が建っています。鳥居を潜り真っ直ぐな石段を上がったところが境内で、入口には金網で保護され、自然石の上に乗った備前焼の宮獅子が奉納されています。
　境内は余り広くはなく、小さめの社殿が建立されているのみです。その社殿左の柱には昭和62年「還宮祭」の木札が架かっており、この年、何処かに合祀されてでもいた神社が、この地に復座された模様です。

　御祭神は素盞鳴命で、早滝比�盗_社の境外摂社ですが、この社に案内は無く、勧請年月・縁起・沿革等は不明です。

参道入口 滝川に架かる神橋

参道の様子

参道途中の台輪鳥居

境内入口

境内入口にいる寛政生まれと思われる備前焼宮獅子 この狛犬に年代明記は無かったのですが、木村直左右衛門貞直は「寛政の人間国宝」と言われる名人だそうです。中々威厳のある面構えの素晴らしい狛犬のようですが、金網に隔てられて良く見えないのが残念でした。 狛犬の拡大写真はこちらで
(伊部住・木村直左右衛門貞直　寛政(1789〜1801)？建立)

境内の様子
社殿
社殿に架かる額	社殿左脇に架かる「還宮祭」の木札