八幡神社

高梁市津川町今津1189(平成21年8月20日)

東経133度37分17.03秒、北緯34度49分20.4秒に鎮座。

 この神社は津川小学校のすぐ西に鎮座しています。地図には出て居らず、「木野山神社」に参拝の折、同境内に鎮座していたので偶然に参拝の運びとなりました。
 入り口には社号標と祭礼時に使用する提灯台が造られ、石段途中に鳥居と随神門が建立されています。余程氏子さんの人数が多いのでしょうか、拝殿は参集殿と見まがうほど大きく、その後ろに幣殿・本殿が連なっています。拝殿には「村社 八幡神社」の額が架かり、この社が今津地域の産土神であることを物語っています。
 地域の方々の崇敬が篤そうな、綺麗で整備の行き届いた素敵な神社でした。

 御祭神:仲哀天皇、応神天皇、神功皇后、素盞嗚命、市杵嶋姫命、武甕槌命、猿田彦命
 祭礼日:4月20日・春祭、10月第3日曜日・例祭、11月20日・秋祭
 由緒:第58代光孝天皇の仁和2年(886)8月24日の創建である。
 松山城鎮守5社の一つであり、代々の領主の崇敬が篤かった。
 元治元年10月3日領主板倉勝静は長州征伐の際、武運長久のため社参献金を行っている。
 大正4年12月14日村内無格社6社を合祀した。昭和3年11月9日神饌幣帛料供進神社に指定された。
(「岡山県神社庁公式サイト」より)

社号標 社頭
参道途中の台輪鳥居
随神門
境内入口
社殿全景と境内の様子
拝殿前、昭和10年生まれの構え獅子
同じ境内に鎮座する「木野山神社」の狛犬と同年月日で、姿もとてもよく似ていますから、兄弟狛犬かと思われます。この地域の石工さんの作と思われますが、かなり腕の立つ方ですね。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和10年(1935)3月5日建立)
拝殿
拝殿に架かる額「村社 八幡神社」
幣殿
本殿