岡山県

 岡山県は山陽道の中央に位置し、東は兵庫県、西は広島県に隣接、南は瀬戸内海に臨んで四国に、北は山陰地方と接し、中四国地方の交通の要衝として古くから重要な位置にあり、古代から、大和地方と並んで古代吉備の文化発祥の地として栄えてきました。この岡山の県名の由来は、岡山市中心部を流れる旭川の西岸にある小高い丘を「岡山」と呼び、その中の一つに岡山明神が奉られたことに由来するとも、旭川が土砂を運んで海を平野に変え、島は岡になった。こうしてできた岡山平野の地形の特徴からその名がついたともいわれています。
 今、岡山に行くと「晴れの国岡山」という看板があちこちにありますが、平成元年に岡山県のトータルイメージを表現する言葉として定めた事に由来し、そのイメージとは
 1・・・晴れの日が多い。温暖な気候。災害が少ない。
 2・・・のんびり、のどか。
 3 ・・・海、山、川・・恵まれた自然。
 4・・・うまい食べ物が多い。
などだそうです。
 又、人材育成先進県ともいわれ、江戸期には岡山藩は現存する日本最初の庶民のための藩校「閑谷学校」を設置、江戸時代の岡山県内の寺子屋数は長野県、山口県に次いで第3位(1,031校)で、私塾は全国に1,505カ所あり、岡山県は第1位(144カ所)あったそうです。明治期には高等女学校 は全国に159校ありましたが、岡山県は全国で1番多く17校もありました。平成16年の大学・短大の設置数は全国第5位となっています。(岡山県庁HPより)

   

(備前市 天津神社の狛犬)