片山日子神社

瀬戸内市長船町土師799 (平成25年11月2日)

東経134度06分30.21秒、北緯34度41分36.91秒に鎮座。

この神社は、JR赤穂線・長船駅の東南東700m程の辺り、県道83号線に面して鎮座しております。式内小社で、かつての社格は郷社と云うことです。

御祭神 片山日子命

由緒
延喜式神名帳に従二位片山日子神社とあり、伊勢国鈴鹿郡片山神社と同神とされている。祭神は片山日子神であるが、社伝によれば「片山日子神とは片山に坐す吉備津日子命の略称である」としている。また、『備前式社考』によれば従三位賀多山大明神・賀多山大神とあり、『神祇志料』によれば賀茂片山御子神、『備前国志』・『神社覈録』では大山咋神、『吉備温故録』では天日方奇日方命となっている。
創建は不明であるが、古来、神社の南にある神山(甲山)に鎮座していた。平安時代中期の天喜3年(1055年)に現在の地に遷座したと伝えられている。
明治6年(1873年)郷社となる。明治40年(1907年)神饌幣帛料供進神社に指定される。

だんじり
明治15年(1882年)5月15日に児島郡北浦村(現・岡山市南区北浦)の大工・片山吉衛忠久が製作。同年5月19日の春季大祭で披露巡行された。翌年からは秋季大祭で巡行された。現在は秋季大祭の夜に境内で巡行されている。総ケヤキ造、総高3.4m、全長3.4m、全幅2m。平成14年(2002年)4月16日旧長船町指定。
ウィキペディア より

神社入口

鳥居

神額

神門

随身様
神門後ろの備前焼狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

本殿


算額
明治6年(1873年)10月に邑久郡笠加村箕輪(現・瀬戸内市邑久町箕輪)の入江信順が開いた算学塾「萬春亭」の門下生16名が各1題の幾何の問題を解いた算額である。額縁には龍の彫刻が施してあり、これは玉津村尻海(現・瀬戸内市邑久町尻海)の彫刻師である井上幽雪斎・鶴峰父子の手によるものである。縦180cm、横182cm、額縁材はケヤキ、板材はスギである。平成2年(1990年)3月31日旧長船町指定。

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