浮田神社

岡山市中区下11(平成21年8月22日)

東経133度59分34.61秒、北緯34度40分33.05秒に鎮座。

 この神社は東岡山駅から南へ約1kmに鎮座しています。入口には嘉永3年生まれの浪速狛犬がおり、鳥居を潜ると随神門、境内正面には唐破風付きの拝殿、その後ろ、玉垣内に流造りの本殿が建立されています。鎮守の杜の木々は未だ若そうですが、しっとりと落ち着いた感じの神社でした。

 御祭神:天手力男命
 祭礼日:5月10日・春祭、7月第2日曜日・ 夏祭、10月19日・例祭
 境内社:粟島神社、保食神社他三社
 由緒:宇喜多直家が浮田村沼の亀山城内に祠を設けて奉祀していたのを、直家が天正元年岡山城を築いてこれを移した。後に下村の住人、細木原某が現在の地に奉斎し、下部落の産土神として今日に及んだもの伝えられている。池田家所蔵「御国中神社縁起棟札写」に「下村浮田大明神寛永三年」の棟札がある。
(「岡山県神社庁公式サイト」より)

社頭 明神鳥居 鳥居に架かる額
入口にいる嘉永3年生まれの浪速狛犬
吽には小さな角があり、非常に小顔で、スラリとした印象の狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(嘉永3年(1850)5月吉日建立)
随神門
拝殿
本殿
本殿目貫彫刻・波間の大魚
本殿木鼻・狛犬と象
境内社 境内社
境内社 境内社:粟島神社
境内社:保食神社