清山(すがやま)神社

岡山市北区庭瀬828(平成21年8月22日)

東経133度51分06.42秒、北緯34度38分22.95秒に鎮座。

 この神社は山陽本線・庭瀬駅の西約500m、庭瀬城跡に鎮座しています。神社はお濠の中にあり、水面には木々や社殿の姿が映し出され、環境も整備された素晴らしい佇まいの神社でした。
 石畳に参道を行くと右手に「庭瀬城址」碑があり、境内社が2社祀られ、もう一度濠を渡ると境内になります。ここで参道は右に曲がり、寛政5年生まれの浪速狛犬が護る境内には、市保存樹の大イチョウや大楠の聳える中に拝殿や本殿が建立されています。
 又、この地は古代ハスで有名な大賀一郎博士の故郷で、博士の偉業を記念してお濠内には大賀ハスが植栽されています。

 御祭神:板倉重昌公、板倉重矩公
 祭礼日:10月第1日曜日・例祭
 境内社:辨財天、八幡宮、稲荷神社他
 由緒:創建は、寛政6年(1794)9月15日である。旧庭瀬藩主の祖を奉祀したものである。
 明治14年9月24日村社に列格、明治40年10月2日神饌幣帛料供進神社に指定せられた。
 氏子は板倉家ゆかりの藩士。
(「岡山県神社庁公式サイト」より)

神社全景
社頭 「庭瀬城址」碑
お濠を通して見る境内社全景
右側境内社
左側境内社 入口と拝殿
拝殿に架かる額 左から
「辨財天」「八幡宮」「稲荷神社」
八幡宮本殿
参道の様子
境内の様子
境内入口にいる寛政5年生まれの浪速狛犬
浪速狛犬としては大変古いようですが、剥落や欠損が激しく、補修の跡が見られます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(寛政5年(1793)9月建立)
参道に建つ明神鳥居
拝殿
本殿
御神木:イチョウ
樹齢・150年、樹高・22m、幹周・3.8m
御神木:楠
お濠に咲く大賀ハス