恵比須宮

岡山市東区西大寺中3-12(平成21年8月23日)

東経134度02分25.19秒、北緯34度38分59.04秒に鎮座。

 この神社は西大寺観音院の南西隅に鎮座しています。大寺院の隅の方にひっそりと佇む神社ですが、天明8年というかなり古い浪速狛犬がいます。

 御祭神:事代主神
 祭礼日:1月上旬・新年祭、5月上旬・春祈祷、9月9日・秋祭り
 由緒:約300年前に兵庫県西宮の戎神社から分祀しされ戎様と大黒様とをおまつりした由緒あるお宮です。もとは本町の繁華街の四辻の中心にあって「おえべつさま」として人々に親しまれ境内にあった樹齢500年の「いざり松」と共に有名でした。お二方の神様は家々に財宝と平和とを授ける神様として信仰が厚く、毎年9月9日の秋の大祭には、奉納される面芸も京都の壬生狂言と同様に人気を呼び、会陽についで賑やかなものでした。松は太平洋戦争中に枯死し、そこにあった社は昭和35年都市計画にかかったので、現在の位置に遷宮されたのです。今なお朝夕郷土人の参詣が絶えません。
(「岡山県神社庁公式サイト」より)

社頭
参道・境内の様子
境内入口に建つ明神鳥居 鳥居に架かる額
社殿前にいる天明8年生まれの浪速狛犬
この年代の狛犬としては非常に整った出来の良い物です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(天明8年(1788)戊申5月大吉日建立)
社殿