天神八王子月尾宮

岡山市東区西庄173 (平成25年11月4日)

東経134度01分46.71秒、北緯34度40分05.88秒に鎮座。

この神社は、JR赤穂線・西大寺駅の北西1.5km程の辺り、西庄の中ほどんいある小さな山の頂に鎮座しております。

御祭神 武塔天神、月読命、八柱王子

備前国神名帳に記載されている村社であり、氏子の範囲は、岡山市西庄、広谷、吉原、西大寺中野本町などにわたっています。
武塔天神、月読命、八柱王子が祭神として祭られています。また、流れ造り本殿、幣殿、釣殿、拝殿などの建物があります。
神職として松嶋家が代々奉仕しており、明治元年(1868)、戊辰戦争において、当時の神官松嶋美織が社軍隊の一員として出陣した際、着用した軍服や武器などが松嶋家で保存されています。
境内由緒書き より

御祭神 武塔神・月讀命・八柱皇大神

由緒
当社は本国総社神名帳に天神社、山本氏本、西大寺本に天神八王子月尾宮とある。備前国古社128社の1社で中古八幡宮を勧請し、天神社八幡宮と称したが、明治3年天神八王子月尾宮に復称した。
平賀元義の考証によると「天神社同社坐月尾神社此社は金岡荘の総鎮守にて西荘村の月尾というところに大坐坐す故に古くは其麓を押し並べて神の原とぞいひける。今は富崎村の内の地名となれり」とある。
備前風土記神名抄に上道郡天神社同社坐月尾社と見え、同一宮の楽頭本に上東郡天神月尾神と見える。
古くは宮地が8町四方あり、朝廷から備前国の正税を充て御社を造営した。
又和気郡大滝寺上道郡西大寺広尾寺修正会に「128社を祈れり。その神名を読申事御社を読申すに上東郡坐天神八王子月尾宮と上声に読申すよう其神名帳にみえたり」とある。
岡山県神社庁公式サイト より

参道入口

神額と社号標

参道

参道入口の狛犬。カールした巻き毛と団扇状の尻尾が特徴か。拡大写真はこちら。
(年代不明)

神門

随身様

拝殿

本殿


末社