阿保田(あぼた)神社

岡山市東区瀬戸町万富1989 (令和5年1月4日)

東経134度04分55.03秒、北緯34度45分38.55秒に鎮座。

この神社は、JR山陽本線・万富駅の北700m程の辺り、瀬戸町万富の街外れに鎮座しております。

御祭神 阿保田神

由緒
当社は本国神名帳に「阿保田神社」、山本氏本に「従5位上阿保田明神」と記載してある古社で、備前国式外社128社の一社である。
岡山県神社庁公式サイト より。

治承4年(1180)、総国分寺東大寺大仏殿は平重衡の兵火により焼失しました。
その後、朝廷に再建の議が起こり、俊乗坊重源が大勧進職に任じられました。
重源は、その建立に必要な木材は周防の国、瓦は備前の国(万富)で調達することに決め、瓦を焼く工事の安全と良質の瓦を得る加護を受けるために、東大寺の守護神「手向山八幡宮」をこの地に勧請しました。これが阿保田神社の起源で、成就祈願とともに工事全般の指令所になったものと思われます。
阿保田神社の称号には諸説がありますが、中世は阿保田明神、近世は正八幡宮、明治以降に阿保田神社に復しています。
また、東大寺瓦を焼いた所が、梅保木村の太田であり、「あお田」「おお田」の連想の意味から「阿保田」の称号の由来が考えられます。
境内由緒書き より。

神社入口

随身様

随身門前の狛犬。拡大写真はこちら。

東京市王子区とあるので昭和7年〜昭和22年か

拝殿

拝殿内部

本殿


末社