諏訪神社

新潟市西区保古野木 (平成18年5月4日)

 この神社は374号線の保古野木バス停の北、約300メートル左側に鎮座しています。
 旧保古野木村の産土神で、明治42年に神明社を合祀しました。御祭神は建御名方命と天照皇大神という、天津神系と国津神系を同時にお祀りしている状態になっています。
 そんなに広くはない境内ですが、清掃が行き届いており、気持ちの良い神社でした。ここももう棒状の注連縄ではなく、中央が太く左右が上に巻上がるタイプの注連縄に変わっていました。本殿も拝殿とは離れており、覆われてはいましたが正面はよく見えます。狛犬は出雲丹後型ではありますが、蹲踞の仕方が違います。

神社入口と境内の様子、奥に拝殿 玉垣内にあり、拝殿より一段高く祀られる本殿
年代不明の狛犬。かなり摩耗していますが、身体の瘤などは未だ見えています。
空を見上げて何を考えているのでしょうか?吽は地震ででも落ちたのでしょうか、
身体のあちこちが補修されています。もう少し同系色でして頂けたら目立たないのに…と想いました。
末社