奈良市薬師堂町(平成17年1月3日)
創建は桓武天皇・延暦19年(800)で、西紀寺町の祟道天王社と共に南都二大御霊社とされていました。本殿には井上皇后と他戸親王、事代主命が、西神殿には伊豫親王・橘逸勢・文屋宮田麿が、東神殿には早良親王・藤原広嗣・藤原大夫人がお祀りされています。昔は疫病が流行したときには中街道、上街道、下街道にそれぞれの神輿を据えて疫魔の流入を防ぎました。今も70ヶ町、5千軒の氏子を持ち、健康長寿・家運繁昌・平和の神として信仰を集めています。
入口に鳥居は有りましたが寺院風の築地塀で囲まれた不思議な神社でした。
神社入口、明神鳥居
奈良には珍しいワンコ狛犬
立派な拝殿
本殿、脇から
本殿正面
本殿前の小さなデフォルメ狛犬