諏訪神社

北佐久郡軽井沢町大字軽井沢865(平成18年9月3日)

 この神社は、旧軽井沢のメインストリート・旧中山道の賑やかな商店街から一本南東に走る、静かで落ち着いた軽井沢本来の姿が残っている地域に鎮座しています。軽井沢町教育委員会の案内に「諏訪神社社叢」としてケトチノキ、ケヤキ、ミズナラなど10余種の巨樹で形成されていると書かれていましたが、遠くから境内の巨木が聳え立つ様が良く見え、石畳の参道を歩いていると左右に数々の古木が見事な姿を見せ、その下には苔が緑の絨毯を形成していました。早朝だったことも幸いしていますが、木々の発するマイナスイオンの充満した境内の佇まいに、思いっきり清々しい気分を味合わせて貰いました。
 案内には「御祭神は建御名方富命、八坂刀売命(建御名方富命の妃神)。
 創建年代は不詳ですが、軽井沢地方開拓当初、信州一宮諏訪大社から分霊勧請されました。軽井沢郷の鎮守産土神です。本殿は軽井沢宿の最も繁栄した元禄期の再建で優れた彫刻が施してあります。社叢は軽井沢町指定天然記念物です。」とあります。
 狛犬は居ませんが、それを補うに充分な社叢と雰囲気を持つ気持ちの良い神社でした。

神社遠景 社号標
神社入口 道祖神、大衢神
見事な佇まいのご神木 参道の様子と奥に拝殿
拝殿前から参道を振り返る。
珍しく境内の方が低い造りです。
拝殿 拝殿内の様子
奥の一番高い屋根が本殿覆い屋です 神楽殿
境内社・稲荷神社 境内の様子と末社
境内の様子と末社群