諏訪社

北佐久郡立科町塩沢814 (令和2年8月9日)

東経138度20分02.96秒、北緯36度17分05.46秒に鎮座。

この神社は、立科町役場の北東2km程の辺り、塩沢の街中に鎮座しております。

御祭神 八坂刀売神・事代主神

由緒
旧塩沢村(現立科町塩沢区)の村社にして諏訪大社の末社である。建御名方神の妻である八坂刀売神と兄である事代主神を祀る。
創建年月日は不明ではあるが、口碑によると天慶3年(940)に王代神社として建立されたともいう。現在の祝日は9月17日・18日である。
境内社には火防の神である秋葉・愛宕の両社、大山祗神を祀る山神社、菅原道真公を祀る天神社などがあり神社統合令により明治40年ごろ村内各地より遷座された石祠である。また、豊受社は戦後上原より遷座された。
社の背後、東北方200メートルほどのところに、昭和10年ごろまで真義真言宗智山派の医王山龍泉寺があり、江戸時代には30戸ばかりの檀家があったが漸減して半分以下になってしまったので、立科町町区の正明寺へ合併され廃寺となった。その持庵の薬師庵跡が境内の東の平地にある。
境内にある欅の巨木はこの神社の古きを物語っており、正面入口の石の鳥居は明和3年(1766)に建立されたものである。
境内由緒書き より。

参道入口

割拝殿

鞘堂

本殿


石祠

石祠

石碑

御神木の欅